学習の上達は「コツコツとコツをつかむ」ことにある

駄洒落じゃないですがこれはまさにどの習い事にも言えることです。継続すること、これについてはだれもが認める事ですが意外にこの継続においても誤解があります。それは継続学習の「量」と「質」についてです。一部の学生さんやそれを専門としたい人以外どんな人でも趣味として何かを習う場合毎日何時間もその習い事に時間を充てることが出来るわけではありません。また学生さんにおいても様々な科目を学習しているのですから英語だけに毎日時間もかけることはできないでしょう。そのため、今日はやる気があるから3時間ぐらい勉強しようという人もいると思いますがその方が次の日に何もせずまた5日後に3時間勉強してもそれはあまり効果のある勉強とは言えません。確かに3時間も勉強すると疲労とともに達成感もあるかもしれません。しかし脳は急な学習ですべて消化出来るわけではありません。またたとえ十分理解ができたとしてもそのまま5日間なにもしなければせっかくの学習内容も忘れてしまうかもしれません。皆さんは「忘却曲線」をご存知でしょうか。人間はどんなに学習しても一日経つと70%近く忘れてしまうのです。つまり大量に沢山勉強したものは翌日に大量に忘れているわけです。学習は量と質よりもこのマイナス部分をいかに少なくプラスを維持するかということになります。ということは覚える量は少なくても毎日を行うことです。30分で十分です。30分で覚えたことを次の日に復習も入れていけば忘れる部分はかなり少なくなります。6日で3時間相当になりますがその一週間で覚えたことはほぼ残っているはずです。

上で量と質よりもと言いましたがこれも学習者に誤解される概念です。量や質というのは数量的または力学的なことになるため先ほどの話のように3時間またはたとえメンタル的に真剣にやったとしてもそれほど成果につながるものではありません。それではどのような学習が成果が良いのでしょう。それは「効率」と「効果」です。効率とはあまり時間をかけないである程度の仕事を行うことですから量と間逆の考え方です。また効果とはその覚えた内容が無駄でない。すぐに使えると言うことです。多くの学習者の方はあまり使わない学習内容を覚えている場合があります。勿論無駄になるものなどこの世には無いので自分の教養としてであればごこれは全然問題ありません。しかしそれぞれの学習には最も使われる必要なポイントがあります。それら重要な項目を中心に覚えることが実際の学習の質にもつながるはずです。ではその実際に使われる学習ポイントとは何でしょう?どのように知ることができるのでしょう?確かにすばらしい先生方の中にはそうしたポイントをテキスト内に書いている方もいらっしゃいます。しかしほとんどの場合参考書や本では書かれていません。なぜなら何が重要で使えるかは経験値だからです。それぞれのエキスパートの先生たちはこの経験値が豊富で何が使えるのか何があまり必要ないのかを実践や様々な見聞から学んでいます。そうした方々からコツを教えてもらうこれこそがスクールの意味であり講師達も本領を発揮できる領域なのです。だから先生を上手く使うことがスクール通いでは大事なのです。

学習や習得は長い道のりです。ですから継続と効果的学習こそが挫折を出来るだけ最小限にし自信も付けさせてくれ健全な学習ができるのです。