平成32年から段階的に英語の大学入試試験を民間の検定に移行し36年からは全面的に検定を利用することが先の文部科学省の有識者会議で最終案が出されたようです。検定の活用には確かにまだ認識やその活用について基準が決まってない部分が多いですね。

課題の一つが民間の英語検定は沢山あると言うことです。当校でも専門としている英検を始めTOEIC、TOEFL、TEAP、IELTSの他にも英語試験はあります。しかし、多くが外国の大学への留学やビジネス用の英語試験。実際の日本の中高の英語カリキュラムや学習指導要綱を考慮に入れると長い間日本の英語に携わってきた英検が良いように思えます。また4技能を重視し記述やスピーキングのアウトプットのテストがある試験はそのコスト面も問題です。その点でも英検は他の検定が10,000円を超えているのに対し比較的安いと言えます。またこれまでも既に受験している学生も多いことが英検へのなじみ具合から一番良い候補のようです。

ただ民間の試験ということもあり一つに決めることは出来ないのかもしれません。また大学側や学部によっては海外の留学用の語学試験などの方が今後のグローバル化した教育環境に適していると判断する大学も増えるかもしれません。

これまで様々な英語の検定試験対策のクラスを教えてきた経験から考えると英検の学習は方向転換してTOEFLやTOEICの勉強に切り替えても対応が効きます。また段階的な級で学習できる英検は学習者がどの段階にいるかも分かりやすいです。基礎部分や応用部分が出来ているのか判断しにくい他の検定は個人的にはそれを目標に段階的に学習をするのは非常に難しい気もします。まずは英検の準2級、2級を目指し取得しておけばどんな検定でもこなせるはずです。