EBook(電子書籍)が注目を浴び私も電子書籍が少し安いという理由から(特に古い名作)利用をしています。ただやはり振り子が左に向けばまた右に戻るようにこの本の世界にもold school(古い流派)の風があるようです。昨年のNew York Timesでも記事になっていましたが紙の本がアメリカで復活しているようです。日本ではどうなのか気になるので調べてみたいと思います。

そんな中、先週仕事で都内の大学に出かけた帰りに久し振りに新宿の紀伊国屋に立ち寄ったところ何冊もペーパーバックを買いあさってしまいました。ちょうど観たいと思っていた遠藤周作原作の映画「沈黙」の英訳本もあり久しぶりに速読でしたが紙の本を楽しめました。新刊や映画になる本などは紙の本の方が早く出版される気もしますね。

レコードや音楽カセット同様に紙の本にノスタルジーを感じるのはそれらで育った世代だからからだけでもないかもしれません。持ち歩いたり、コーヒーショップのテーブルに何気に置いてあったり本棚に並んでいる時の洋書のカッコよさは読める読めないに関係なくカッコよいと思います。自分もそんな不純な動機(笑)から洋書を大学生の頃から読みあさる癖がつきました。音楽やスポーツもそんな動機で上達している人も多いです。外国語学習もそれで良いと思います。英語が話せるとカッコ良い。洋書が読めるとカッコ良い。弾けない楽器を持ち歩いてるうちに上達するように英語も洋書を買ってみましょう。そのうちに好きになりスラスラ読めるようになるはずです。

 

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