2020年東京オリンピックの年が来ました。既に海外からのインバウンド客が増加していますが、更に増加する可能性が期待されています。グローバル化と日本の良さをアピールする真のglobalization(国際化)とlocalization(地域性)のepic yearと言ってよいでしょう。

さて、休暇を利用しこれまでは英語圏を主に訪ねてきました。一つには、英語圏の国の特に地方での発音の違いや日常の語彙・表現の違いなどを知りたかったからです。今回は、オランダという英語圏ではない国を訪ねました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その理由は、オランダは毎年世界の英語力ランキングで1番など上位にランクするからです。まず、滞在中英語が話せない人には殆ど遭遇しませんでした。昨年訪ねた英語が公用語となっている香港の方が英語話者の遭遇度が低かったように感じます。殆どと言うのは、移民系の人は英語があまり話せないと感じました。サービス関係の人は、ほぼネイティヴ並みの英語力でした。平均的には、準1級レベルに近いと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

オランダ生まれの人が、ここまで英語力があるのはオランダ語自体も英語に近い言語だからと言うこともあるでしょう。更には、相乗効果としてテレビのチャンネルで外国人向けのBBCではなくイギリスのそのままのBBCなども放送されていて日常から生の英語に触れやすくなっています。勿論、英語表記の看板や説明が街で普通に書かれているので、市民も常に英語を読む機会があるのでしょう。風車の洪水対策、小国ながら貿易立国で農業国、そして高い英語力。日本は江戸時代のように、もっとオランダから学べることがまだまだあるのではないのかと思う旅でした。