近年中学3年までに英検準2級や2級合格を目標とする中学が増えています。昔は3級ぐらいでしたから確かにレベルが上がっています。ただ、これまで同様5級から基礎をしっかり固めながら各級をしっかり合格していくことが望ましいです。また級は変わっても試験形式が似ている英検は英検自体に精通することで、高い級の合格も、無理なく学習できます。では、中学3年の間に英検を目標の級まで合格するにはどのようなスケジュールで学習するのが良いのでしょうか。以下はある生徒さんが英検を中学から始めて3年間で2級まで目標とし合格した際の当校での学習タイムテーブルの一例です。

 

中学1年 6月英検5級合格(中学に入る前の春休みに英語の基本講座に参加されています)

10月英検4級合格(夏休みに通常コースと別に講習に参加されています)

2月英検3級合格

中学2年 7月英検準2級合格

中学3年 7月英検2級合格

 

このケースから分かるように中学一年で基礎となる英検3級までをしっかり身に付けた場合、2年生で準2級、3年生で2級合格が現実的になります。この生徒さんは小学生の頃ほとんど英語は習っていなかったケースです。中学から英語を始めた場合でも中学生で英検2級合格は無理をせずとも可能です。大事な点は1年生で英語の基礎レベルを定着させることです。高校で準1級を目指す生徒さんも増えていますが、英検準1級は平均3〜4回の受験で合格するデータもありますので、高校1年終了時には英検2級に合格していないとスケジュール的にタイトになってきます。高校で準1級合格を現実にするためにも中学の間の英語学習スケジュールを大切にしてください。