2022年は経済において大きな変化の年でした。海外ではインフレが進み、その為各政府が金利を上げたことから、金利をあげれない日本の円は売られ円安となりました。その幅は1年以内で20%以上も下落しました。通貨の変動は海外との人の流れにも影響を与えます。これまでは円高と他国との物価の格差がないことを背景に、多くの日本人が海外に旅行、留学、駐在などで外に出る流れがありました。しかし、円安になると、留学も駐在も日本円を元にした日本人にとっては非常に厳しい生活が海外で求められます。こうした状況から今後、留学や海外赴任などは減少すると予想されます。ただそれは、日本人の海外への居住経験の減少、そしてそれは日本人全体の語学力の低下にも繋がるおそれがあります。円安は決して悪いわけではありません。国内製品を海外に売りやすくなり、輸出が増え、インバウト観光において外国人観光客がこれまで以上に日本に入ってくるでしょう。しかも円安によりドルを主要な通貨とする英語圏の旅行者が多く訪れるはずです。つまり国内にいても英語が更に必要となる状況が円高の頃よりも増えると予想されます。その中で海外での居住経験、高い英語力を今後の若者が身に付けられなくなることは絶対避けなければなりません。

多くの方が海外居住というと、留学や企業からの駐在をイメージされますが、海外に合法的に居住し働く方法はそれらだけではありません。ワーキングホリデー制度という制度をご存知でしょうか?実はその歴史は長く、すでに42年ほどこの制度を使い多くの若者が海外での貴重な経験を得ています。中には海外でそのまま永住する人や、帰国後貴重な体験から起業家になり成功している方もたくさんいらっしゃいます。30歳までの若者に限定され1年間という期限付きですが、提携する国が現在は26カ国あり、タイミングが良ければ数カ国で数年間ワーキングホリデーを使い、働きながら観光をし学ぶことができます。また海外にはコミュニティカレッジなど無料のカレッジもあるのでワーキングホリデーを使い正式な語学の学習のみならずさまざまなスキルを身につけることも可能です。そしてなにより大きなメリットは、学生ビザよりも就労時間が長く、その気になれば物価の高いカナダやオーストラリアでは月40万円以上稼ぐことができます。留学であれば、金銭的なことを考えなかなか海外に行けない人も多いと思います。ワーキングホリデーであればその心配は少ないです。多少の資金を用意し、2級ぐらいの英語力とやる気があれば海外に飛び立つことができます。時代の流れは読みにくいですが、今の時期であればむしろワーキングホリデーで海外に出ることも良い選択肢の一つなのではないでしょうか。

Boys and girls, be ambitious! There are always opportunities as long as you explore new areas!

外務省のワーキングホリデーに関しての説明

資料提供:外務省

スマ留 ワーホリ希望者数グラフ

スマ留 日本と海外の最低賃金で働いた際の給与比較図

資料提供:スマ留

 

スマ留参考リンク

スマ留限定ワーホリプラン(オーストラリア)

語学留学、海外留学エージェントの「スマ留」、円安影響により「留学+ ”就労” 」希望者の増加を受け「出稼ぎ留学キャンペーン」を開始

参考サイト先:スマ留(スマートな留学)